こんにちは、アカネヤ(@ToshioAkaneya)です。
ネットワークの勉強をする時にとても便利なサイトがあるのをご存知でしょうか?
3分間ネットワーキングというサイトです。
このサイトでは教授と学生の対話形式でネットワークの講義が進められます。
このサイトはとても人気があり、書籍化もされています。
今回はこのサイトが書籍化されたものを読んだので、感想を書こうと思います。
一言で感想を言いますと、とても楽しくネットワークの勉強ができる本でした。
内容としてはネットワークに関する事項を、薄く広く扱う入門書となっています。
ネットワークを初めて勉強する方におすすめです。
OSI参照モデルの各レイヤーがどのような役割を担ってくれるかを解説しています。
この本の特徴はなんと言っても対話形式なところです。
技術書を自然な対話形式で書くことは容易ではありません。
一方的に説明をする対話形式の技術書をよく見かけます。
時には「それ対話になってないよ!」とツッコミを入れたくなるほど。
それほど対話形式で技術を説明するのは難しいのです。
しかし、この本では「ネットワークとは何か」「インターネットはどのように動いているのか」といった疑問を、自然な対話の中から解決してくれます。
対話は、毒舌な教授と、いじられ役の学生の二人によって行われます。
時にはユーモアが溢れる会話で読者を笑わせてくれます。
ちなみに僕は、大学のネットワークの講義には全然出席していませんでした。
講義よりこの本の方がずっと分かりやすかったからです。
ネットワークを初めて勉強する方におすすめの一冊でした。