大学の情報系の学科に来てもアプリは作れない

東大の情報科学科4年生のアカネヤです。

「アプリやWebサービスを作りたい… だから、大学は情報系の学科にしよう!」

と思っている方へ。
完全に間違っているとは言えませんが、大学の情報系の学科に来てもアプリは作れないよ、ということをお伝えしようと思います。

情報系の学科で学ぶこと

情報系の学科で学ぶメインの内容は、以下のようになっています。‚

  • コンピュータの仕組み(OSやCPUの仕組み)
  • プログラミング言語が動く仕組み(コンパイラ)
  • コンピュータを使って数学の問題を解く方法(アルゴリズム)

このように、コンピュータに関する基本的な事柄が並んでいます。

意外なことに、これらの内容を知らなくても、アプリやWebサービスを作ることができます。
逆にこれらの内容だけを知っていても、アプリやWebサービスは作れません。

どうしてかと言いますと、アプリやWebサービスを作るというのは、そのアプリやWebサービスの動作を定義するプログラムを書くことです。
一方で、情報系の学科では、「どのようにしてプログラムは動くのか」ということを学びます。

絵にたとえると、アプリを作ることは絵の具を使って絵を書くことで、情報系の学科で学ぶことは、絵の具そのものについて知識を深めることといえます。
絵の具についていくら詳しくなっても、絵はうまく書けません。。一方、絵を書くには、絵の具そのものの知識よりかは、絵の具をいかにうまく使うかが大事になるでしょう。

これと同じように、アプリやWebサービスの動作を定義するプログラムの書き方の作法を勉強すれば、「どのようにしてプログラムは動くのか」を詳しく知らなくても、アプリやWebサービスは作れるのです。

できる人はプログラミングスクールや独学で勉強した人

情報系の学科に所属する人でも、文系に所属する人でもアプリやWebサービスが作れる人はいます。
このような人たちは、プログラミングスクールや独学で勉強をした人です。
大学ではRailsもSwiftも教えてくれません。
僕もRailsを独学しました。

メリットはある

とはいえ、アプリやWebサービスを作りたい人が情報系の学科に進むメリットはあります。

それは、次のようなメリットです。

  • コンピュータやプログラミングに興味がある人が多いので、アプリやWebサービスが作れる人が多い。
  • 情報系の学科で学ぶことは、アプリやWebサービス作りに役立つこともある。

周りに仲間がいるのは心強いです。
また、アプリやWebサービスを高速化したいときなどには、コンピュータの仕組みや、どのようにしてプログラムが動いているかの知識が求められます。
そのときには、情報系の学科で学ぶことが活きてきます。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

もしも「生物学に興味があるけど、アプリやWebサービスも作りたい。学科はどこにすればいいんだろう…?」
と迷っている方は、生物系の学科に進んで、アプリやWebサービスの方はプログラミングスクールや独学で勉強するのもありだと思います。

また、「情報系の学科に進めば、アプリやWebサービスの作り方も教えてくれるんだろう」と思っている方は、そうでないことに注意して下さい。

 

【追記】プログラミングスクールのレビューサイトを開発しました。

この度、プログラミングスクールのレビューサイトの「スクールレポート」を開発しました。

プログラミングスクールの人気は年々高まっているものの、高額な受講料を請求しておきながら質の低い教育を提供する悪質なスクールも見受けられるようになってきました。

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プログラミングスクール業界がより健全なものになることを願っています。

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