こんにちは、学生ブロックチェーンエンジニアのアカネヤ(@ToshioAkaneya)です。
イーサリアムクライアントの2大勢力としてはGethとParityが上げられます。
Gethの方が知名度が高く、実際にシェアもGethの方がParityよりも高くなっています。
しかし、Parityの人気も高くどちらを使えば良いのか迷うこともあります。
今回は2018年12月現在の情報に基づいて、GethとParityはどちらを使うべきかを考えて行きます。
2018年12月現在、GethとParityはどちらを使うべき?
結論はプライベートチェーン用ならGeth、パブリックチェーン用ならParityです。
理由としては、Gethは情報量が豊富である一方peerとの接続が不安定であり、Parityはpeerとの接続が安定するからです。
Gethのpeerとの接続の不安定さは特に参加者が少ないRopstenなどのテストネットで顕著です。
Gethは今後のアップデートで改善するかもしれません。自分のPCの中で完結する開発のためのプライベートチェーンであればGethを使うのが良い選択です。
この情報が開発者の方の参考になれば幸いです。