世界初の自転車がカール・ドライスにより発明されたのは1818年のことです。
ペダルはなく、足で地面を蹴ることにより進むものでした。
自転車は進化を続け、現在の形になっています。
どうもアカネヤ(@ToshioAkaneya)です。趣味は自転車競技ではありません。卓球です。チョレイ!
さて、話を戻しましょうか。
1818年ということは万能の天才と言われたレオナルド・ダ・ヴィンチ(~1519)でさえ自転車を思いついていないのです。
今では子供でも自転車なんて知っています。

ダ・ヴィンチはモナリザを描いた
何が言いたいかというと
人類は知識を継承し、それを進化させてきた
ということです。知識がしっかり受け継がれていなかったら?
私達は自転車なんて知らずに歩いているでしょう。
教育とは知識を継承することそのものです。
教育って大事ですね。
お待たせしました。タイトルの現在の教育の問題点についてお話しします。
現代社会において、AIに代表されるよう科学技術は日々進歩しています。
では教育はどうでしょう?
数学を例にとってみます。筆者の調べによると、過去50年間、多少の変動はあれど、教科書の内容に大きな変更はありません。
50年前はまだカラーテレビより白黒テレビの普及率のほうが高かった時代です。
白黒テレビを見ていた中高生と内容が今でも変わらないのです。
「別に50年前の中高生と今の中高生も素質としては同じだから当然じゃん」
と感じられるかもしれません。
そうではありません。
50年の間には「教育」が進化しているべきなのです。
200年前に誕生した自転車が進化を続けているように。
小中高12年間の内容はもっと短い時間で、落ちこぼれる人も少なく教えられるようになっているべきです。
先生が黒板の前に立ち授業を行う形式は明治時代から続いています。

提供:国立教育政策研究所教育図書館
皆さんもお馴染みの方式ですが、実は
分からない人はついていけなくなり
分かる人は退屈になってしまう。
あまり良くない方式なんです。
明治から続く授業形式を続け、
50年間も学ぶ内容は変わらない。
この問題はどうしたら解決できるでしょうか?
最近になって教育に変革の兆しが2つ見えてきました。1つはスタディサプリです。

スタディサプリはスマホで授業動画の視聴がでいつでもどこでもできるサービスです。
月額980円と予備校に比べ低価格で、いまや学校でも導入されるほどの優れたサービスです。
高校生の時に使いたかった…
筆者は高校生の時、林修先生で有名な東進に通っていました。
林先生の生の授業も受けたことがあります。「いつやるか?今でしょ!」と言った時のドヤ顔を忘れることはないでしょう。

東進も優れた映像授業を提供しています。
高校で先生の雑な授業を受けているとき、
「この授業より東進の授業をスクリーンに写してくれたほうがよっぽどイイ…」と思っていました。(失礼)
ですので、スタディサプリが広まっているのはとても嬉しく思います。
もう一つは筆者と兄が立ち上げた、日本初の本専門Q&Aサイト Bookwizです。

Bookwizは本の中で分からないところを質問できるサービスです。
スタディサプリは中高生向けですがBookwizは日本の全ての人の本での勉強をサポートしています。
人生100年時代において生涯学習が近年重要視されています。
あなたが学生でも社会人でも、Bookwizを見ていただければ、私達の現代の教育に対する思いがおわかり頂けると思います。
2つのサービスを紹介しました。
ここまでこのブログを読んで頂いた方には本当に感謝申し上げます。
さて、それでは筆者が考える現在の教育の問題点の解決策についてお話します。
それは、大人も子供も、「黒板の前で先生が授業するのをみんなで座って聞く講義形式って、もう古いよね」という問題意識を持つことだと思います。
すでにそう考えている人たちは、スタディサプリやBookwizを作りました。
日本は民主主義をとっていて、18歳以上の有権者の選択で国は動きます。
ですので、みんなが問題意識を持つことが国を動かすのです。
大げさではありません。例えば、高校生がみんな授業中にスマホで勉強を始めたら高校だって形を変える必要が出てくると思いませんか?
「自分がそうだったんだから、後の世代も同じで当然だ」という考え方は危険です。
負の連鎖は今打ち切りましょう。
ネットの無かった昔は講義しか方法がなかったのかもしれません。
しかし、ネットがある今、教育を良くするアイデア、可能性は無限大だと思っています。
筆者は日本、そして世界がより良い教育で溢れることを願っています。ではまた。