ブロックチェーン技術の様々な応用が試されていますが、その一つがトークンエコノミーです。
地方自治体や企業、さらには個人までもがトークンを発行し、新たな経済圏が誕生する。
人々は新しく登場した経済圏のうち、自分に好きなものに参加するようになる。
という未来が予想されています。
もちろん、既存の経済圏が無くなるわけではありません。
あくまで自分が参加する経済圏の選択肢が増えるということです。
さて、ではトークンエコノミーが浸透しているかと言ったら答えはNOです。
ブロックチェーン=仮想通貨投機という印象を多くの人が持っているのではないでしょうか。
どうもブロックチェーンというと、お金のイメージが強いように感じます。
私はこの現状を何とかしたいと思いました。
そこで私はEMOというトークンを発行しました。
これは「エモい」という感情を数値化するためのトークンです。
EthereumのERC20という規格に準拠したトークンで、他の仮想通貨と同じようにやり取りをすることができます。
他の仮想通貨と違うところは、作ったばかりなので法定通貨と交換できるような価値を持たないということです。
今後、「エモい」と感じることがあったらその人にEMOトークンを渡そうと思います。
価値がないので、遊び感覚で渡せるところが楽しみです。
物質的には恵まれた現代社会で大事になってくるのが、感情です。
お金にはならないけど、感情を揺さぶるような、「エモい」コンテンツがあったら、そのクリエイターにEMOを渡そうと思います。